井上 基
MOTOI INOUE
PLACE
美波
株式会社あわえ 取締役専務
総務・人事管理部長 兼 地域事業開発部長
プロフィール
1996年岡山大学教育学部卒。株式会社ジャストシステムに入社後、人事・管理部門に従事。2011年の震災を機に、地元広島に戻り、鶏卵の生産・販売をする企業で人事・総務を担当。転職を考え始めたころに、吉田代表からあわえのメンバーに誘われ2015年から入社。
吉田代表との出会い
吉田代表とは新卒で入社した会社で同期入社でした。お互いに釣りが趣味ということで意気投合。昼休みに会社のテニスコートでフライフィッシングのキャスティング練習をしたり(笑、徳島市内にあるオフィスからすぐの川に釣りにいったりしていました。また土日の休みには美波町や高知の川に釣りに行くなど、一緒に遊んだのがきっかけで仲良くなりました。
社内での担当
あわえに入社した当初は、他のメンバーがそれぞれの事業に集中できるように、規定やルールをはじめ、社内の管理体制を整えるということに必死でした。いろいろ試行錯誤はありましたが、美波町外にもお客さんが増えて徐々に軌道に乗ってきたと思います。
今では新卒も入ってくる会社になって、新しいメンバーが増えていますが、それとともに初期の頃のことを知らないメンバーも増えています。始まったばかりのゼロのところから、あわえがどうやって町内外の人とつながりをつくり、事業展開へのチャレンジをしていったかを、新しいメンバーに伝えていくのも、美波本社に創業間もない時期からいる自分の役割だと思っています。
人事管理部から見る、あわえに向いてる人
あわえの「行動指針」に共感してもらえるか、その上で、地域ごとが好き、地域で何かやりたいことがある、が前提かと思います。ただ、自分のやりたいこと・好きなことをビジネスを通して実現することは、やりがいはありますが
難しいことですよね。自分のやりたいこと・好きなことだからこそ、興味を持って、深掘りしていける。その過程の中で学びや気づきがある。そして、その学びや気づきからビジネスのヒントを見つけ出せる。しかも楽しみながら。自分の好きなことが仕事(しなければならないこと)になるとつまらなくなったりするじゃないですか。だから楽しみながらというのはすごく大事だと思いますし、もしかしたらそこに難しさがあるのかもしれません。
代表の吉田が新しく創業した「四国の右下木の会社」も、もともとは好きではじめた自宅の薪ストーブがきっかけだったりしますよね。でも、最初からビジネスを考えていたわけではなく、薪ストーブから薪の調達を自分でするようになって、薪から森へと興味を持って調べていった。好奇心と探究心を持って自分の好きなことを深く突き詰めていったら、結果、それが地域に寄りそうビジネスにつながった。それは、あわえの「行動指針」に沿った行動でもあるし、代表の吉田が提言している「社会のための公私混同」かと思います。
とは言いながらも、なかなかビジネスまで繋げていくのは簡単ではないので、まずはオフには自分の好きなこと、やりたいことを思いっきり楽しむことができることではないでしょうか。私も会社ではデスクワーク中心なので、会社を出たらめちゃくちゃ体を動かして楽しむようにしています。よく働き、よく遊べ!を体現できる人ですかね。