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フェリス女学院大学、春木教授があわえのアドバイザーに就任

〜デジタルアーカイブサービスの教育面の価値創造へ〜

地域活性に係る各種プロデュース事業を展開する株式会社あわえ(本社:徳島県海部郡美波町、代表:吉田基晴、以下あわえ)は、2016年6月29日付で歴史・文化の情報アーカイブの第一人者であるフェリス女学院大学国際交流学部教授の春木良且氏をアドバイザーに迎え入れることを決定しましたのでお知らせいたします。

概要

あわえは2014年12月より、各家庭や行政・企業等が保持する古写真を収集・保存・利活用するデジタルアーカイブサービス「ヒストリーフォトストックGOEN」(以下GOEN)を提供して参りました。経年劣化や廃棄、災害等によって失われていく文化的・歴史的価値の高い写真をデジタル化して保存・管理・利活用することで次世代の資産にすることを目的として自治体にて利用されています。これらの利用に加えて、観光では歴史的な文化紹介の側面、防災では災害時の文化保存・再生の側面でも応用されています。

春木教授は戦後の高度成長期の社会変化を技術革新の側面から研究しており、その中でデジタルアーカイブを教材として利用するとともに、歴史教育・文化教育の観点からデジタルアーカイブの価値啓蒙の活動を行っています。「デジタルアーカイブの歴史的価値を利用する」というアプローチが同じであったことをきっかけに、以前からGOENへの学識的な側面での助言をいただいておりました。あわえは、GOENの教育的な価値提供を新たに可能にすることで、より一層品質を向上させることができると考えております。今回のアドバイザー就任は、春木氏からデジタルアーカイブの学識的な知見によるアドバイスをいただくことによるGOENの教育面でのサービス拡充を目的としています。

アドバイザー 春木教授について

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氏名:春木 良且(はるき よしかつ)

経歴:1956年生まれ、東京大学大学院博士課程工学系研究科先端学際工学単位取得退学。1995年よりフェリス女学院大学。専門は情報技術や経営情報システム。特に社会と技術の関係に関心があり、戦後の高度成長期の社会変化を、技術革新の側面から研究している。
著書「情報ってなんだろう」(岩波ジュニア新書)、「ソーシャルグラフの基礎知識」(新曜社)他
現職
・フェリス女学院大学国際交流学部教授、情報センター長
・経営情報学会社会連携型PBL研究部会主査

春木教授 コメント

20世紀にたくさん撮られた写真は、人類の重要な資産だと思っています。しかし、これら近代の写真をデジタルにして共有、再利用するシステムは、殆ど存在していません。英国のクラウドソーシングサービス「History Pin」が最も知られていますが、ドメスティックな利用にはあまり適していません。GOENは、ローカルに焦点を当てていることから、地域の歴史や文化への学びに活かせる利用シーンをイメージすることができました。今後の充実が、非常に期待できるコンパクトなシステムです。
実は平成生まれの学生たちは、戦後史、特に昭和の市民社会に関する知識が非常に貧弱です。そういったこともあり、この度、市民社会の記録の蓄積を目指し、元戸塚区副区長の金子延康氏を会長、庶民文化研究所所長の町田忍氏を顧問として、2016年5月に「20世紀市民社会アーカイブス研究会」を立ち上げ、活動を開始しています。これらの組織での知見を活かし、学生達と共に、市民アーカイブスのプラットフォームとして、GOENの可能性や機能を検討して行きたいと考えています。

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