2019年9月18日付け
先週、株式会社七十七銀行(頭取 小林 英文 以下 七十七銀行)は、富谷市(市長 若生 裕俊 以下 富谷市)が富谷市まちづくり産業交流プラザ「TOMI+(とみぷら)」を会場に実施している 起業家育成事業「富谷塾」に協力すると発表しました。
七十七銀行の、地方公共団体の地方創生関連事業として初めてスタートする本取組みでは、富谷市で起業を志す皆さまを対象とした専門的知見に基づくセミナー開催や、ハンズオン支援をあわえと連携して実施する予定です。
七十七銀行は今後も、地方公共団体等と連携し、地域での新規事業に取り組むお客様への支援をより一層強化され、地域経済の活性化に積極的に取り組んでいかれます。
これまでの、富谷市の主なまちづくりコミュニティ活動(TOMI+とは?)
あわえは、富谷市まちづくり産業交流プラザ「TOMI+」支援業務の一環として「TOMI+」コミュニティコンシェルジュを通じ、「住みたくなるまち日本一」実現に向けた様々なイベントやセミナー、起業家支援、コミュニティつくり、IT企業などの誘致を、富谷市役所と町の皆さまの密接なコラボレーションによって継続することができ、徐々に成果がカタチとなって現れ始めています。
「TOMI+」は、富谷市経済産業部産業観光課が主体となって運営されている、起業創業と地域づくりを支援する拠点施設で、旧役場庁舎を全面改装して2018年7月1日にオープンしました。現在さまざまな方々が集い、交流しながら学び合われています。
「TOMI+」コミュニティコンシェルジュ(あわえ所属)がメインサポーターとして関わらせていただいているセミナーやイベントを少しだけご紹介いたします。
富谷塾
まず、若生 裕俊富谷市長が塾長を務められる新しいスタイルの起業塾「富谷塾」があります。「富谷塾」では累計約120名の塾生が出会い、学び合うことで「住みたくなるまち日本一」の実現につながる新しいビジネスの創出を目指して活動されています。直近の第9回の「起業スキルアップセミナー」、第8回には自分の今の働き方と理想の働き方を考察する「新しい働き方と自分の強みセミナー」が開催されました。コミュニティコンシェルジュと富谷市は、この富谷塾では稼ぐためだけの起業ではなく、長期的で自分らしい起業の選択肢を市民が知ってから起業することにも重点を置き、セミナー内容を企画しています。
十宮夜市
その富谷塾生が中心となって誕生した「十宮夜市」では、「人と人。新しいものと昔ながらのものが出会い繋がりが生まれる場にしたい」という想いで開催されている小さな夜市で、7月に第2回目が開催されました。主催は十宮夜市実行委員会で、7月には約20店舗の参加となりすっかり定着した様子です。
OMO TOMIYA
8月には新しいセミナー「まちも自分もワクワクする社会起業を、3日間で立ち上げる! OMO TOMIYA」がスタートしました。OMOは2018年2月にシアトル発の起業体験プログラム「Startup Weekend」を参考につくられた、地域の未来を占う公務員のマインドアップとキャリア開発をテーマとしたアイデアソン型研修プログラムです。
今回は富谷市版として、市が掲げるスローガン「住みたくなるまち日本一」を富谷塾のメンバーが各々の価値観で解釈し、3日間でチームでアイデアを生み出し、検証し社会起業(ソーシャルベンチャー)としてプランの具体化をめざします。3日間の主役は富谷塾生。そして2日目から多様なメンバーが加わり、協働して起業プランを創出しようと皆さま真剣に参加されていました。
富谷市こどもiサミット
さらに今月初めて開催した「富谷市こどもiサミット」では県内外のITベンチャー企業などによる、ITを活用したさまざま体験コーナーが実現。定員を大幅に超える参加ご希望をいただきました。今後も継続できるよう企画を練っています。
妄想ミーティング
「TOMI+」コンシェルジュチームの特徴が表れた、毎週木曜の「妄想ミーティング」では、富谷塾生でなくても無料で気軽に参加でき、まちづくりをスタートさせる仲間づくりに活用しやすいように、週ごとに細分化されたトピックが企画されています。
また、年末までの毎月土曜午後の4回コース「クリエイターズスクールin 富谷(デザインコース/ライターコース)」も今月からスタートしたばかりです。
今後、七十七銀行さまとのタッグによって、このまちづくりが一層活発になることを確信し、富谷市の皆さまと一緒に「住みたくなるまち日本一」実現に向けた活動を深めてまいりたいと思います。
詳しくは「TOMI∔」公式Facebookページをチェックしてみてください。
「TOMI+」コミュニティコンシェルジュ(株式会社あわえ所属)
齋藤 知幸(さいとう ちゆき)/木村 一也(きむら かずや)
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