あわえにインターンで来てくれた神戸大学(当時)の大塩さんが、インターンの活動をブログにしてくれました! 少しづつ、ご紹介していきます。
インターンに興味のある方、ぜひのぞいてみてください。
こんにちは、インターン生の大塩です!
今回は、阿南市の地域活性の起爆剤として期待されている、おしゃれなカフェのお話です。
阿南市は「テレワーカーの育成」に注力し、子育て支援に力を入れていいます。
多くの子育て世帯が在住する阿南市にオープンした「子育て世帯の多い地域の活性化を担うカフェ」をご紹介いたします。
シャッター商店街に光をもたらす
阿南市にあるシャッター商店街に光をもたらしたのは、Miraicleという会社。
Miraicleは駅前のとある廃ビルを「子育て支援スペース」「コワーキングスペース」「ゲストハウス」「英会話カフェ」の複合施設「CAFE and BAR NuuN」へと生まれ変わらせました。
1階は、「旅行者や外国人、地元の人が気軽に立ち寄ることができ、育児相談や子育てのお手伝いができる場所」をコンセプトとしたカフェ。
手型足型アートやねんねアートなど、子育てイベントも多く開催されており、小さな子どもがいる母親たちの憩いの場所となっています。
また英語が話せるスタッフもおり、「英会話カフェ」としての一面もあります。
年間6,000円で通い放題ということで、身近にあったら絶対通うのに!と惜しく思いました。
2階は、コワーキングスペース。
一般の方は1時間300円で、学生の方は1時間100円で利用することができます。
そして3階には、ゲストハウスをオープンする予定だそうです。
子育て中の母親や移住してきた外国人の声から生まれた施設
Miraicleは、カフェをオープンするにあたって、保育園に通う母親たちにヒアリングをしたところ以下のような声が上がったそうです。
「子どもを連れて気軽に遊びに行くところがない」
「母親同士でつながることのできる場所がない」
「病院や保育園のことを行政に聞いても、なかなか細かいことまで知ることができない」
そこで、子育て中の母親たちが気軽に来られる場所をつくろうと、1階のカフェに子育て支援スペースを設けたそうです。
保育園経営をしていた会社だからこそできたアイデアであり、気付けたポイントだと感じました。
また、英語保育園を経営しているということで、在日外国人を多く雇っていたMiraicleでは、在日外国人のスタッフが日本の田舎が気に入って移住しても、交流の場所がなく孤立してしまい、母国へ帰国せざるを得なかったという悲しい経験をしたことがあったそうです。
そこで、国籍関係なく集まれる場所として「英語カフェ」の要素を取り入れることにしました。現在では、スタッフとして働いてくれている在日外国人を含め、阿南市に住む外国人の集いの場となっています。
シャッター街になるまでは地元のにぎわいの場所であったこの商店街。今回の事例は徳島県阿南市でしたが、シャッター商店街は今や日本の地域課題です。
あわえは、そんな地域課題を解決するべく、日々真剣に地域と向き合っています。
あわえの見つけた地域課題の解決方法が日本全国に広がり、地方を元気にし、元気になった地方の力で日本がもっと元気になる。そんな未来になるよう、あわえに来た私だからこそ見つけられる地域の素敵を、これからもたくさん発見していきたいと思います。
あわえでは、学生・社会人を問わず、インターンを募集しています!
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