YUTA TAOKA
田岡 佑太
PLACE
東京
地域×Tech事務局
プロフィール
香川県綾川町出身。中学生の頃から声楽に魅入られ、音大を卒業。プロの演奏家を目指す中、父が音楽関連の会社を立ち上げるということで、設立を協働する。その後、コロナを機に別業界の複業を考え、あわえへ入社。
音楽の道
元々母がピアノの先生をやっていたので、レッスンを受けていましたが、あまりのめり込むことはできませんでした。どこかでピアノって女の子がやるものっていう固定観念があって。でも、中学生の時、合唱コンクールで先生に歌声を褒められたのがきっかけで合唱部に入りました。そこから声楽の楽しさにはまり、高校も音楽科に進学し、音大まで出ました。壇上で演奏後に受ける拍手喝采は何ものにも代え難いです。卒業後はプロの演奏家を目指して活動していたのですが、急遽父と音楽関連の会社を立ち上げることになり、現在でも継続しています。父は以前学校で音楽の教員をしていたのですが、音大卒業後になかなか仕事を見つけられない卒業生たちを見ていて、何かしたいと思ったそうです。
私自身もそうでしたし、共感して参画しました。音大を卒業する人たちの雇用や仕事のあっせんをメインにしています。
異業種での複業へ
音楽の仕事はイベントや演奏会がメインになるので、コロナ禍で状況が厳しくなりました。そこで他の仕事を考えていた時に、あわえを見つけました。私は今は東京で働いていますが、元々は香川県の出身で、四国を本社にして地域活性化をしている会社って面白そう!と思ったのがきっかけです。何かありものを売ったりするよりも、もっと社会的に意義のある活動ができると思って入社しました。
音楽で培った経験を活かして
地域×Techという地方開催のイベントで地域と最新ソリューションをつなぐ展示会を開催しています。私はその営業メンバーとして、日々出展する企業さんへの営業活動をしています。全然違う業界なのですが、「毎日コツコツ継続する」のは音楽も営業も通ずるところがあると思っています。音楽でもやっていた、毎日練習を積み重ねるという習慣は、営業で1件1件電話をかけるとか、
コツコツお客さんとの関係をつくって地道に積み重ねていくことに通じます。地域×Techに関わっていて一番嬉しいのは、そういった地道な営業活動が契約に結びついた瞬間です。入社直後はなかなか成果が出ず、苦労した部分もありましたが、ようやくやり方が少し身についてきたように思います。それでも、当日のイベントでは来場者さんがどれくらい来るかな、朝一番の受付で行列できているかなと、当日が一番ドキドキする時でもあります。
今後の目標
今は週5であわえの仕事をしながら、週末や合間に別の会社で音楽の仕事を続けています。年に1回は地元で歌う方で出演することもあったり、音楽に関われる時間がいい意味で息抜きになっています。仕事だけど趣味みたいな感じですかね。直近の目標としては、もっともっと地域×Techにたくさんの人が来場していただけるように、企画やセミナー、メディアへの発信などいろいろアイディアを考えていきたいです。やはり音楽がひとつの軸ではあるので、地域×Techに限らず、あわえの地域活性化に音楽の分野で関われたらいいなと思います。